チャパリータです(*・ω・)ノ


皆様お久しぶりですww




今季、アンドロからプラクソンという新作ラバーが発売になります( ・∀・)ノ


プラクソン


























アンドロのスピード系の新作発表は実に9年ぶり(;・∀・)


スピン系テンションが時代を席巻する中で、完全に置き去りにされていた感のあるラバー、それがスピード系テンションです。


しかし、そんな今だからこそ、今一度スピード系の良さを再認識する必要もあると思います。




さてさてこのプラクソン、展示会で実物に触れてみたのですが、これがまた頗る良い感じ!


何が良いって、とにかく安定するんですよ…











安定…(;・∀・)









卓球界ではコトある毎に飛び出る魔性のワードですけどね。
非常に抽象的な言葉なので、その裏には様々な要素が潜んでいます。




まず、回転が非常に良く掛かるスピン系の説明においても、「安定」というワードが良く出てきます。
これはスピンが掛かることで弧を描きやすく、ドライブの入球率が良い、また、打点が下がってしまった際でも、持ち味のスピン性能で持ち上げられる事がその理由だと思います。

しかし、スピン系テンションが回転性能の良さを活かして得れる「安定」の裏には、決して良い面だけでは無く、安定性を損なう負の一面もあります。

それは相手の回転影響を受け易いところ。
まぁ誰でも分かってますよねww

相手の強いドライブをブロックする時、または打ち返す時、レシーブする時等など…

ラバーにかぎらずラケットも、というより用具全てに言えることですが、“良い面があると、それにもれなく付随する悪い面がある”ということです。



では、スピード系における「安定」とはどの部分を指すのか、ということになりますが、それは回転影響の少なさによってもたらされる入球率の良さだと思います。

スピード系は回転性能に特化していない分、相手の回転影響を受けにくく、ドライブの引き返しやブロックの安定性がスピン系のそれとは比べ物にならない程良いのです。

スピン系が当たり前のように選ばれる今、もはやその扱いにくい部分というのもなかなか気付かれなくなっていると思います。

もちろん、スピン系でも引き返しやブロックの安定性を出せる高い技術レベルを有した人であれば、スピン系テンションを選んだ方が利点は多いですけどね。




スピード系を使用してみると、スピンの強いドライブでも、当たり前のように打ち返せることの感動を改めて実感してもらえることだと思います。

それだけでなく、無理してスピン系を使用していた人(自分とか)なんかは、むしろ思い切って振れるスピード系の方が実は回転が良く掛かったりもします。






ん?相手の回転に影響されず、自分で回転を掛けれる…


これってテナジーのそれに通ずる部分じゃ無いですかね…






それは少し言い過ぎましたかね(;´д`)ゞ






新作のプラクソンですが、従来のスピード系のように、「ただ弾むだけ」のラバーではありません。


最大の特徴であるスピードを優先しながらも、絶妙なバランスでの球持ちとスピン量が確保されており、従来の弾道が直線的過ぎるスピード系とは一線を画する安定性の高さです。

プラクソンに限らず、この手の見直すべきラバーはたくさんあります。
WRMの中だと、ヒーロー(もともとそういう売り出し方だけど)やパイロットアドバンスなんかもそうですね。

一般の市場においてはラウンデルやプライドなんかもそうだと思います。
もう今さら選ぶ人は少ないと思いますが、良いラバーですよ。凄く。

単にスピン性能が低いという判断ではなく、違う性能のラバーとして正当に評価し、改めて選択肢に加えてみると良いと思います。

実はスピード系の方が合っているという人は結構多いんじゃないかと思います。


明らかに自分もその一人ですからね(;´∀`)


ちなみにこのプラクソン、価格は525が4,200円(税抜き)、450、400,350の3つが4,000円(税抜き)という低価格設定。
ここから幾らか割引できるとして、実勢価格はかなりお得な値段になりそうです。





このラバー、本当にいいですよ。












以上、チャパリータでした∠( ゚д゚)/