【-第7回-レビュアーは強いのか?実力と用具知識にまつわるためにならない話(後編)】

前回の続き…※【チャパ】第6回ためにならない3分半--TAKZINE連動記事--参照

真っ先に飛んできそうなツッコミとしては、「トップ選手には絶対用具に詳しい人いるでしょ?」って意見。

言い切りますが、それは無いです。Σ(・∀・|||)

じゃあ卓球王国やテレビ番組で取り上げられてる逸話の数々はどーなんだ!とも言われそうですが、あれは“研ぎ澄まされた感覚と、それにまつわる用具へのこだわり”の話であって、用具に詳しいという中身では決してありません。

事実、学生時代にエリート街道を歩み、その後メーカーに入社した元選手からも、「現役時代に、あと少しでも用具に対しての知識があれば、確実にもっと上まで行けた…」等という意見を過去に何度も聞いたものです。

だがしかし!そいつは不可能な話なのだ。

前回スピードとスピンの話をしましたが、実力と知識にも同じことが言えます。
結局は、実力を手にするにも、用具の知識を深めるにも、それに充てる“時間”というものが必ず必要になってきます。

与えられた時間は皆同じなので、その時間を練習に充てるのか、用具に対してあーだこーだ考えるのか、自覚のない中でそれぞれが好きな方を選択しているワケです。

早い話、強くなるには用具に対して多少盲目でも、ひたすら練習に時間を割いた方が圧倒的に効率が良いということは間違いなさそうです。

強い人が用具知識に乏しい、用具知識がある人は弱い、これは必然なのです。


強い人ってのは、強いからこそ用具に疎いのです。そして弱い人は用具への造詣が深いからこそ弱いのです!

卓球コラムニストである伊藤条太氏著書の『ようこそ卓球地獄へ』でも、用具マニアにまつわる話が記載してあり、その一文に


“いくら用具に情熱をもっていても、卓球の実力が高い人には用具マニアの資格はない。いやしくも用具マニアたるもの、町の大会で一回戦を勝ち進むようなことではいけない。”


とあるが、これには全く同意である。

用具マニアを自称しておきながら、試合に勝つ奴!恥を知れ!!



少し脱線しましたが、用具に対しての造詣のが深い人の意見は、実力関係なく真摯に受け取った方が良いとチャパリータは思います。


実力ある人が練習に時間を割いてその技術を習得したように、用具の知識がある人も同様に時間を割いて得た知識なのです。


なんか…、いつも以上にとりとめのない記事となってしまった感はありますが…

すみません…(汗)
これにて失礼いたします!!!Σ(゚Д゚ υ) アラマ?



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実力と用具知識、そのバランスが取れていそうな人といえば、身近なトコではショップの店員さんなんかに割りと多く存在するのではと思います。

ちなみに、チャパリータは我らがぐっちぃをバランスタイプとして日本最高峰であると評価しています。