【-第19回-チャパリータの東海道中膝栗毛(後編)】


東海道中膝栗毛(後編)です。


全国公のブースは2日目の昼過ぎで早々に撤収し、その日のうちに仙台から神戸へ移動するという、なんともタイトなスケジュール…。


今回、私が神戸へ招集された第一の理由が、この度新しくオープンすることになったTTSタカハシさんの卓球場のオープニングイベント(講習会)にぐっちぃと一緒に参加し、その模様をTAKZiNEの表紙に飾る!といった目的からでした。


今回、せっかく兵庫、大阪を巡るなら、ということで澤田さん(デザイナー兼カメラマン)とまちゃさん(本誌の表紙でお馴染みの)も神戸から旅に同行し、関西での溜め撮りも決行してきました。


結果、撮影した卓球場はTTSタカハシさんを含め、計7か所。当然すべて前もってアポを取る必要があったので、今年は全国公の準備と併せて、出発前から満身創痍な旅となりました。


TTSタカハシさんでの講習会の前日、私とぐっちぃは仙台から神戸入りし、現地に着いたのは午後の10時過ぎ…。


そんな時間でも快く待ってくれていたTTSタカハシの高橋社長、小川さん、はまちゃん、下之段さんとWRM店長を交え、遅い時間から懇親会がスタート。


皆さん、とても温かい方々でした…。


明るくて、元気で、バイタリティに溢れ…、何よりWRMを受け入れてくれている事が凄く感じられて、この時、一人得も言われぬ感動をおぼえていたチャパリータなのでした。




さてさて、楽しい時間はあっという間。



講習会も表紙の撮影を滞りなく終わり、私と澤田さんとまちゃさんの表紙撮影組は、その後の予定もあり、早々に神戸を後にし、大阪へと向かうことに。


その帰り際…。


高橋さんが思い出したかのように、「そういえばチャパ君にお土産あげようと思って!」と…。



店の裏口から出てきた高橋さんが手にしていたのは、なんと!ベンクソンの限定モデルとTTSタカハシ企画で実現した超激レアなVintage(バタフライ)!!!




私もこれには怯んだ。




見せられた瞬間に思ったのが「受け取れない!!」だ。でもすぐに「受け取らなきゃ!」に気持ちはシフトした。




自分にもわかるのだ。




同じ状況だった時に、贈る側は「受け取って欲しい」の一心だと。





そうして引き継いだVintage。(ベンクソンはSTIGA好きな単に。)



人からマニアだと言われる(自分ではそう思っていない)私でもVintageだけは別物。このラケットだけは絶対に手にできないと思っていた。


そんな代物をいただいてしまった…。それも商品を企画した本人である高橋さんから。


だが、Vintageを手に入れた事よりもうれしかったのが、高橋さんはとことん粋な人なんだ!という事が身をもって知れたこと。そんな方とこれからもお付き合いしていく事が出来るということが分かったこと。


この他にも、たくさんの出会いが詰まった旅になった。今後、7回に渡って兵庫、大阪の卓球場が表紙を彩ります!



どうぞお楽しみに!!


DSC01408

















私のコレクションの中でも群を抜いて一番レアな所有物となったVintage…。


自分もいつか、誰かにコイツを無償で渡す時がくるのだと思う。




その時が来るまで私のもとで。