チャパリータです。
シェークバック粒である私の使用ラバーは、フォア:エボリューションEL-P、バック:グラスD.Tecsです。エボリューションが発売になって以降、もうかれこれ3年近くこの組み合わせです。
何よりバックのグラスD.Tecsはもはや鉄板です。
“じゃじゃ馬”なんて呼ばれていたりもしますが、グラスD.Tecsは数ある粒の中でも特に球離れが早く、回転影響が少ないです。その為、“当てるだけで返せる”ボールは他の粒よりも多かったりします。
そして何よりオート反転機能。
ただ使ってるだけで勝手に反転してくれるので、練習量が極めて少ない私にはもってこいな粒なのです。
グラスD.Tecsは使うだけでその恩恵が受けられる最たるラバーだと思います。
しかし、その強すぎる個性のデメリットとして、弱点も少なくありません。
とりわけOXに関して言えば、本当に球離れが早いので、基本的に相手の回転に順じた返球しかできません。上回転は下回転(ブロック)で、下回転は上回転(プッシュ)で…、というように。
・上回転→下回転(ドライブをブロック)
・下回転→上回転(ツッツキをプッシュ)
ペン粒であれば、ペン特有の角度打ちによって上級者にも愛用者の多いグラスD.Tecsですが、シェークのバックにおいては中々にして用途の限られてしまうラバーでもあり、ラバーの性能に頼る形でのプレーから脱却できない面が強いです。
これに対し、球持ちもしくは引っ掛かりのある粒高だと、その返球にバリエーションを持たすことが可能になってくるわけです。※当然、技術ありきの話ですが…。
・上回転→下回転(ドライブをブロック)
・下回転→上回転(ツッツキをプッシュ)
+
・上回転→上回転(ドライブをドライブ)
・下回転→下回転(ツッツキをツッツキ)
そうした中で、過去幾度どなくラバーの変更を目論んできましたが、結果としてグラスD.Tecs特有の使用感から抜け出す事が出来ず…。
しかし、この度新しいラケットを2本新調したので、フォア面も含めてチョット冒険してみようと思います。
■1本目
ラケット:Alternative(仮)
フォア:エボリューションEL-P
バック:グラスD.Tecs(OX)
ウォルナットの硬い方に、これまで通りのグラスD.Tecs(OX)を使用した組み合わせを貼り、もう片方のオールリンバのモデルには、新しい試みとして粘着+マニュアル性の高い粒を貼ろうかと考えています。
なぜ無駄に省ブルーなんだ!
と思われるかもしれませんが、粘着ビギナーにとってはノーマルよりもブルーの方が断然使いやすいのです。いやもう正直言うと、私は一度貼ったら暫く貼りっぱなしなので、折角ならブルースポンジにしたいという邪まな想いです。一言で言えばブルスポ使いたいという事です!
ラケットも裏ソフトも粒も、球持ちを意識した組み合わせです。
せっかくなので、粒もOXではなく、スポンジ入りでいこうかと。
練習が必要になってくるセットですが、ちゃんと使えるようになれば、プレーの幅はグンと上がるであろう組み合わせです。
今後はこの2本で楽しんでいこうと思います。
以上!!