チャパリータです。


シェークバック粒である私の使用ラバーは、フォア:エボリューションEL-P、バック:グラスD.Tecsです。エボリューションが発売になって以降、もうかれこれ3年近くこの組み合わせです。
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最近だと、フォアにラザンターのV47が混じってくることもありますが、テンションラバー+テンション粒、という構図は決して変わる事はありませんでした。


何よりバックのグラスD.Tecsはもはや鉄板です。
“じゃじゃ馬”なんて呼ばれていたりもしますが、グラスD.Tecsは数ある粒の中でも特に球離れが早く、回転影響が少ないです。その為、“当てるだけで返せる”ボールは他の粒よりも多かったりします。


そして何よりオート反転機能。
ただ使ってるだけで勝手に反転してくれるので、練習量が極めて少ない私にはもってこいな粒なのです。


グラスD.Tecsは使うだけでその恩恵が受けられる最たるラバーだと思います。
しかし、その強すぎる個性のデメリットとして、弱点も少なくありません。


とりわけOXに関して言えば、本当に球離れが早いので、基本的に相手の回転に順じた返球しかできません。上回転は下回転(ブロック)で、下回転は上回転(プッシュ)で…、というように。


上回転下回転(ドライブをブロック)
下回転上回転(ツッツキをプッシュ)


ペン粒であれば、ペン特有の角度打ちによって上級者にも愛用者の多いグラスD.Tecsですが、シェークのバックにおいては中々にして用途の限られてしまうラバーでもあり、ラバーの性能に頼る形でのプレーから脱却できない面が強いです。
これに対し、球持ちもしくは引っ掛かりのある粒高だと、その返球にバリエーションを持たすことが可能になってくるわけです。※当然、技術ありきの話ですが…。


上回転下回転(ドライブをブロック)
下回転上回転(ツッツキをプッシュ)
        +
上回転上回転(ドライブをドライブ)
下回転下回転(ツッツキをツッツキ)


そうした中で、過去幾度どなくラバーの変更を目論んできましたが、結果としてグラスD.Tecs特有の使用感から抜け出す事が出来ず…。


しかし、この度新しいラケットを2本新調したので、フォア面も含めてチョット冒険してみようと思います。


■1本目
ラケット:Alternative(仮)
フォア:エボリューションEL-P
バック:グラスD.Tecs(OX)
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■2本目
ラケット:Genuine(仮)
フォア:NEO省キョウ3ブルースポンジ
バック:Elimination Extra Long(0.5mm)
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ウォルナットの硬い方に、これまで通りのグラスD.Tecs(OX)を使用した組み合わせを貼り、もう片方のオールリンバのモデルには、新しい試みとして粘着+マニュアル性の高い粒を貼ろうかと考えています。



なぜ無駄に省ブルーなんだ!
と思われるかもしれませんが、粘着ビギナーにとってはノーマルよりもブルーの方が断然使いやすいのです。いやもう正直言うと、私は一度貼ったら暫く貼りっぱなしなので、折角ならブルースポンジにしたいという邪まな想いです。一言で言えばブルスポ使いたいという事です!


ラケットも裏ソフトも粒も、球持ちを意識した組み合わせです。
せっかくなので、粒もOXではなく、スポンジ入りでいこうかと。


練習が必要になってくるセットですが、ちゃんと使えるようになれば、プレーの幅はグンと上がるであろう組み合わせです。


今後はこの2本で楽しんでいこうと思います。




以上!!