チャパリータです。



どの業界にもマイナーチェンジというものがあります。
それが大々的な場合もあれば、告知なくヒッソリと行う場合も。
当然、ロングセラーとして長い間売られている商品ほど、マイナーチェンジが施される可能性が高いです。
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バタフライでロングセラーを誇った4種のカットラケットです。
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コチラは初期と中期のディフェンス2。
91年に発売され、その後20年以上に渡って愛された名作です。
初期モデル最大の魅力は何と言ってもココ。
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1枚木のグリップ。(上が1枚木、下が寄木)
言わずもがな、ディフェンス2より先輩のカトラスも初期は1枚木でした。
初期ディフェンス2のポイントを洗い出してみましょう。


・グリップが1枚木
・ブレードの印刷ロゴが80年代ロゴ
・レンズが面一
・黒蝶エンブレム


この仕様が時代と共に変化していきます。まず最初に、ブレードのButterflyロゴが90年代の物に変わります。ちなみに、ブレードに印刷が入るようになったのは80年代の終り頃で、92年発売のモデルからは全て90年代ロゴに切り替わります。その為、80年代ロゴでブレードに印刷があるラケットは数が大変少ないです。



次に、グリップが寄木になります。そして、レンズの面一加工が無くなり、最後に黒蝶エンブレムがシルバーの物に変わりました。



ディフェンス2は「2」と謳っているだけあって、初代ディフェンスとは、ややコンセプトの違うラケットでした。その為、90年代中頃まで初代と並行して売られていました。初代が95年に廃盤になって、その後96年に発売になったディフェンスαが初代の後継機種です。006




















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グリップ形状からブレード形状に至るまで、正に「ディフェンス」。
しかし、何故だか初代ディフェンスが廃盤になって以降は、立場的にディフェンス2が先輩になり、ディフェンスαの人気は初代を踏襲する事はありませんでした。



まぁ何より、この時期は松下プロモデルという超超超名作人気ラケットがありましたし。













以上!!