チャパリータです。



「ワンチャン、嫁より大事っす。」



シモにそこまで言わしめる渦中のチャンポロン。
うん…。分かるよ。分かるよシモ…。俺に嫁は居らんけども…。



シモが嫁を大事に想っていないということではない、それほどまでにあのラケットにそそぐ想いが強いという事だ。考えてもみれば、シモにとってチャンポンロンは嫁よりも付き合いは長い。それにシモがこれまでに辿った人生、そしてこれからの人生にも大きく関わった存在。もはや、1本のラケットという存在を優に超えている。そういうラケットがあるって、ある種羨ましくも思えたりする。



んじゃ参ります。
DSC02166

















パテが硬化した状態のチャンポンロン。
これからケガキ(いわゆるカンナ掛け)をして充填して凹凸の出た部分をフラットに整形していきます。
DSC02167

















まずは、好き勝手な形に硬化したパテの山の部分をある程度滑らかにします。
そうしないと、スムーズにカンナ掛けが行えないからです。
マスキングはヤスリからブレードを保護する目的で貼っています。
「マスキングで保護しているから、雑に作業してOK」ということではなく、常にブレード部分には気を払って作業します。万が一、ヤスリが外れてブレードに触れてしまった時のためのマスキング(保護)です。
DSC02169

















DSC02170

















DSC02172

















大体こんな感じでOK。
DSC02173

















カンナ掛けに用いるのは、セラミック製のカンナと、日頃は使用せずにポキ(使用したカッターの刃を入れておく容器)に収納されるM厚型の最後の刃を使用します。根元部分にあたり、普段はラバーのカットに使用できない部分なので、新品の状態で捨てているもったいない部分。このケガキ作業でいつも日の目を浴びています。
DSC02175

















ブレードに対し、平行に刃を当てて削っていきます。
凹凸のある部分のみ削れるので、表面から出たパテのみが削れていきます。
ガンプラをやったことがある人ならわかると思います。“合わせ目消し”の要領と一緒っす。
DSC02176

















徐々に仕上がってきました。












今宵はこの辺で!















以上!!!