【-第39回-初心者セットのさらに奥の奥、用具の差で用具知識の根幹に触れよう。】

 チャパリータです。6月末はWRMの決算があり、年に一度の社内会議があります。アレだったりソレだったりを報告しつつ、来期はあーしてこーして頑張ります的な場なのです。が、ワタクシ報告することが何もありません。やべー。以上、近況報告でした。


 さてさて、卓球部に入部してくれた中高の新入生諸君、もう部活には慣れたかな? 本誌62号でも特集したWRMの初心者セットは素晴らしいですよ。理論的にあれ以上の初心者セットはありません。特集内の対談でXia君の話していた“両極端を知ることの大切さ”、コレは本当に重要です。初心者セットの『プラクソン350』と『ボンバード極薄』に関しては、あくまで上達に必要な“感覚”を得るためのツールという位置づけですが、この用具の性能差=関係性はのちのち、あなたをサポートする用具知識の根幹として活きてきます。


 そもそも“用具の差”と言われても、きちんとした検証の場で試打やテストを行った経験がある人はそうそういないでしょう。選んだ経緯は千差万別あれど、基本的には同じラケットとラバーを一定期間使用し、寿命に応じて買い替える…、そして新しい用具をまた一定期間使用し続ける…。なんら悪いことはありません。むしろ、これこそが一般的。2本の用具を併用し続けるような人はごく珍しく、買い替えるたびにそれぞれの用具の特性をこと細かに把握し、かつ記憶し続けている人となると、ほぼ皆無と言ってよいでしょう。


 何が言いたいの? ということで、結論から話します。用具知識はその造詣が深いほどに有利なのは明白です。しかし、実際には“用具好きの語り好き”というだけで、本当に詳しい人=知識を持っている人は限りなく少ない。そこで、用具知識を深めるためのセットを持ってみないかい?ということです。用具“知識”って言ってんだから、言葉や説明でいいでしょ?と思われるかもしれませんが、ダメなんですよ…実感しないと。正直言うと自分もそうでした。何事も経験が一番です。百聞は一見に如かず。百見は一打に如かず。なのです。


 さぁさぁ。肝心要の2セットですが、“両極端の2本”が良いでしょう。まずは、「薄ラケ(6.0mm以下)5枚合板+キョウヒョウなどの粘着ラバー」もう1本は「厚ラケ(7.0mm以上)の硬いラケット(素材や合板枚数は関係なく、硬さがキモ)+やっわやわのスピード系テンションラバー」。まぁプラクソン350でしょう。


 ここで問題です。この2本を比較した場合、どちらの組み合わせの方が飛ぶと思いますか? 正解は「薄ラケ+粘着」の組み合わせ。もう一問、前陣攻守向けの組み合わせは?はい、「厚ラケ+スピード系テンション」ですね。は? 当たり前だろ!! という人は用具に対する基礎知識がありそうですね。逆に「え、そうなの…?」と思った人は、ぜひ実践をオススメします。もちろん馬場店にお越しいただければ、“種明かし”しますよ。
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対称的な性能を秘めた2組のセット。とはいえナントなーく使っていたら、用具のキモは分からない。“5枚”“7枚”“カーボン”“インナー”“粘着”“テンション”これらのワードだけで判断しているうちは正しい選択などできるはずもない。キーポイントは随所に散りばめられているので、総合的に判断する力を身につけよう。最後に一言、卓球は物理です。